DCR-2500F PARAMETRIC ISOLATOR





リアルタイムエディットが楽しくなる次世代アイソレーターの誕生!

DCR-2500F
スタンドは別売です

   
 アイソレーターの名機VESTAX DCR-1500のオリジナルサーキットを引き継ぐ高性能

VESTAXの初代アイソレーターのDCR-1200は、クラブのサウンドシステムスピーカーのクロスオーバー的な発想で考案され、3バンドの周波数帯域別の出力を装備し、そのままシステムにインストールされる想定をしていました。 しかし、クラブサウンドシステム機材の分割周波数帯域と、DJがプレイに有効な分割周波数帯域に相違があることがわかり、その後は、システムよりもDJ寄りの手元で操作するDJエフェクターとして進化しました。
例えば、コンパクト化されたり(FDG-1など)、4チャンネル化されたり(DCR-1200PRO、R-1、R-2など)、ミックスプレイ時のEQに変わる役割としてDJミキサーのチャンネルに装備されたり(MW-3000、PMC-25、PMC-250、PMC-37PROなど)、スイッチ化されたり(チャンネル3BANDキルスイッチ搭載PCV-275など)、DJブースモニター用6バンドのグラフィックイルミネーター化したり(GFE-1)、更にはリアルエディットを追究したVESTAX最終ミキサーPMC-580PROでは各チャンネルのEQをアイソレーターに変更できる新機能が加わったり(デジタル化)、様々な枝分かれ進化を遂げてきた歴史があります。
VESTAXの最終到着モデルとしての名機
DCR-1500の実績あるサーキットは、R-3や、stpVxの鳳凰ミキサーにも搭載されています。そして今、そのキレ味が良いVESTAXオリジナルサーキットは、新たなる進化を遂げ、次世代モデル「DCR-2500F」に引き継がれます。
 
     

    
 補正的な「イコライザー」に対して、音楽を効果的に分割する「アイソレーター」

一般に「アイソレーターのキレが良い」とは、切りたくない音が切られずに切りたい音だけが切れている状態を示しますが、それを実現するためには、クロスオーバーの傾斜角度だけでなく、その周波数ポイントも重要です。クラブプレイに於いては、特に、「キックだけ」「ハイハットだけ」をコントロール出来ることも重要で、その減衰操作に中音域が変に引っ張られないことが望ましいとされています。 自ら作った楽曲をDJプレイする人は、制作の段階でアイソレーターに合せた周波数帯域を意識して編集することもあるそうですが、それは本末転倒しています。 楽曲によって、また、プレイするシーンによって、分割したい周波数が異なるのは当たり前であるにも関わらず、幅広く対応したスペックのアイソレーターが今まで無かったことはメーカーが反省すべき点かもしれません。これからは、アイソレーター=ハウスミュージックだけのエフェクター、では無くなります。

DCR-2500Fでは、クロスオーバー周波数を広い帯域範囲から設定ができ、更には、無段階式で、DJが手元で簡単に調整することを可能としました。 これにより、従来の、アイソレーターを使用する四つ打ち系の枠を超えて、あらゆる音楽に対してのクロスオーバー周波数の自在な設定ができるようになり、ジャンルレスにアイソレーションプレイができます。 まさに、現代の多様化したミュージックシーンのための新世代アイソレーターとも言えます。 

近い将来、アイソレーターは様々な機材に搭載され、サウンドプロセッサーにおけるイコライザーと同じ地位となる可能性を秘めています。

 


LOW-MID(左)とMID-HI(右)のクロスオーバーイメージ図

    
 クロスオーバー周波数の設定をロータリー式にしたことによる次の可能性

クロスオーバー周波数の設定をロータリーつまみで自在にできるようにしたことによって、簡単に狙った周波数に合わせられるというメリットの他に、その周波数を移動している最中のエフェクト効果が利用できる可能性が生まれました。 本来、メーカーが想定した機能の枠を超えたユニークな使い方や効果を見つける才能をDJの皆さんは持っているからです。(スクラッチやサンプリング、ループ、トランスフォーマーなどはその素晴らしい例です)

本機の開発段階に於いて、その可能性に気が付き、レゾナンス機能を追加しました。 クロスオーバー周波数にレゾナンス(Q幅の狭いレベルピーク)をかけられることで、フィルターエフェクト効果が得られます。そのロータリーつまみでピークを動かすことで、「コアアアー」や「ショワワワ-」というエフェクトが得られ、また、つまみの回転速度によってもニュアンスが微妙に変わります。 一般的なフィルターエフェクトと異なる点は、例えば、ローパスフィルター+レゾナンスは、ローパスフィルターエフェクトですが、DCR-2500Fの場合、HIを完全に切らずに任意のレベルで残しておくこともできます。
もっと掘り下げると、HIを切り進めながら、周波数ポイントを移動したり、更には、レゾナンスのピークレベルも変化させることもでき、繊細なフィルタープレイをハードウェアで直観的に行うことが可能になります。
現在の一般的なDJミキサーに内蔵されている派手で簡易的なフィルターエフェクトでは決して出来ない繊細なことを、DCR-2500ではできるのです。

リアルタイムエディットが楽しくなる次世代アイソレーターの誕生です!

 






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